洗顔後に使用する化粧水には色んな種類のものがあります。
美白化粧水や保湿化粧水は定番ですが、他にも収れん化粧水やふきとり化粧水というものがあります。
この収れん化粧水やふきとり化粧水にはどんな特徴があるのでしょうか?
今回は2種類の化粧水の特徴や効果的な使い方をご紹介します。

収れん化粧水の特徴

収れん化粧水は汗や皮脂の分泌をコントロールし、肌にひきしめ効果を与えてくれる化粧水です。
その効果から「ひきしめ化粧水」や「アストリンゼントローション」という名でも親しまれています。
主にアーチチョーク葉エキスやクエン酸、ハマメリスエキスなどの成分が入っており、これらの成分が肌のキメを整えてくれます。
高温や強い日差しで汗やメイクヨレが気になる夏や、皮脂が分泌しやすいオイリー肌の人にオススメですよ!

ふきとり化粧水の特徴

ふきとり化粧水はコットンに浸透させ、拭き取るように使用する化粧水です。
多くの化粧水は美容成分の浸透や保湿が目的です。
しかし、ふきとり化粧水はクレンジングや洗顔では落としきれない肌表面の汚れや、古い角質、油分を取り除くことを目的に使われます。
この特徴から「除去化粧水」とも言われています。
グリコール酸やリンゴ酸など汚れや角質の除去に効果的な成分が含まれています。
洗浄力がマイルドなミルククレンジングやクリームクレンジング後の使用や、部分メイク直しの時、ザラつきやくすみが気になる時にオススメですよ。
また、洗顔が難しい災害時や入院時のスキンケアにも役立ちます!

「収れん化粧水」と「ふきとり化粧水」はコットンを使うと効果的

化粧水を使用する際、「手で付けるのとコットンで付けるのとどちらがいいの?」と迷うことはありませんか?
どちらにもメリットとデメリットがあるので「どちらが正解」とは断言できませんが、化粧水の種類や肌の状態から使い分けることをオススメします。
収れん化粧水やふきとり化粧水はコットンを使うと効果的です。
収れん化粧水であればコットンに染み込ませ、肌を強く叩かないように軽い力でパッティングしましょう。
ふきとり化粧水の場合は、肌に強い摩擦を与えないように優しく拭き取ることがポイントです。
コットンでスキンケアをする場合は、水分が少ないと肌に刺激を与えてしまうので、化粧水はケチらず十分に浸透させてくださいね。
パッティングや拭き取りはつい力が入りがちですが、肌を傷つけてしまうので優しくプレスし、なじませるイメージでケアしていきましょう。
使用するコットン選びも重要です。
羽毛立ちしやすいコットンは肌を傷つけるリスクがあるので、羽毛立ちが少ないものを選びましょう。

収れん化粧水やふきとり化粧水は、他の化粧水とは特徴や使い方が異なります。
肌の悩みや肌質に応じて、2種類の化粧水を上手く使い分けてみてはいかがでしょうか?
化粧水を使う時は、肌に負担を与えないように付け方にも気をつけてくださいね。