これから資産運用を始めてみようかと考えている方は多いのではないでしょうか?
消費税も増税されることから、今後に向けて資産運用を活用していくことが資産を増やすためには必要不可欠となってくることが考えられます。
初心者が資産運用するためには多額の資金が必要だと思われがちですが、実は1万円からや10万円といった少額からでも資産運用は始めることができるのです。
そこで、今回は少額から行える資産運用の種類とその方法についてをご紹介していきましょう。

投資信託の積立

まず、少額から行える資産運用方法として、投資信託の積立がおすすめです。
投資信託の積立は、毎月100円から1万円ほどで資産運用することができます。
かなりの少額から資産運用を行うことができるので、資金面では安心でしょう。
また、投資信託の積立では、投資信託のプロが資産運用を担っているため、初心者であっても安全に資産運用を行えます。
少額投資非課税制度であるNISAを利用することで、5年以内に得られた利益が年間120万円まで非課税で取引が行えることから、よりお得に取引を行えるでしょう。

iDeCo(確定拠出年金)

iDeCoは、老後資金を確保するための資産運用となっています。
通常、企業が従業員に対して提供している福利厚生の1つとして年金がありますが、これは所謂企業型とされており、個人が任意で加入できるものもあり、これを個人型とします。
この個人型年金がiDeCoと呼ばれているのです。
iDeCoは、投資信託以外にも預金、保険などの元本確保型の選択もできるなど、複数の資産運用商品を組み合わせられます。
iDeCoの最大のメリットとしては、3段階の税制優遇とされています。
掛金は全額所得控除となり、運用した際の運用益は非課税、受け取る際には一時金や年金として受け取るためどちらでも控除することはできるのです。
このようなメリットがありますが、iDeCoで貯めているお金を引き出せるのは60歳以降となってからや引き出す際にも手数料がかかってしまうため、注意が必要でしょう。

つみたてNISA

つみたてNISAは、2018年1月から開始した比較的新しい資産運用方法です。
投資信託を毎月一定額、積み立てていくことができます。
ラインナップは手数料が安いものが豊富であったり、20年間得られた利益が非課税となったりすることから、非常にお得に資産運用することができると言えます。
ただし、つみたてNISAと通常のNISAは同時に買い付けできないことや年間投資上限額も定まっていることを念頭に置いておきましょう。

初心者でも少額から資産運用を行える方法を3つご紹介しました。
いずれも資産運用時のリスクを最小限に抑えることができる投資方法とも言えるため、初心者でも利用しやすい資産運用でしょう。