世界には、まだまだ知られていない珍しい占いがあります。
日本では星座占いや血液型占いが一般的ですが、タイやミャンマーでは生まれた曜日で占うのがポピュラーだとか。
今回は、世界の珍しい占いについてご紹介しましょう。

 

西洋の占星術と全く違う!?インド占星術

インドやネパール、チベット周辺で発達した占いに「インド占星術」があります。
12星座占いなど、西洋の占星術の方が日本では一般的ですよね。
インド占星術は西洋のものとは全く違う考え方をしています。
インドに伝わる「ヴェーダ」という聖典が占いの基礎になっており、前世からのカルマ(宿命)も分かるとされています。
西洋の星座占いではピンとこなかった人も、「インド占星術バージョンの自分の星座で読み解いたら当たっていた!」ということもあるそうです。
生年月日のほか、出生時間も使うとより細かい性格や運命が分かります。
過去や未来も占うことができるので、ぜひ試してみてくださいね。


西洋版「卜術」も…ルーン占い

1世紀頃、ヨーロッパのゲルマン人によって使用されていた文字にルーン文字というものがあります。
このルーン文字を刻んだ24個または25個のストーンを使って占うのが「ルーン占い」です。
袋の中に入れたストーンから、一つずつ取り出して並べながら占っていきます。
ストーンが出た順番によって未来を占う、アジアでは「卜術」と呼ばれる方法です。
人の性格や運勢というより、村の作物がよく実るか、災害が起きないかなどの吉凶を占っていました。

タロット占いはここから生まれた?「ジプシー占い」

ヨーロッパからインドへと、旅をしながら暮らしていたジプシー。
彼らのまじないや占いは、異端の魔法として迫害されることもありました。
木や枝を使って行っていた占いは、いつしか絵柄や数字が描かれたカードに変わっていきます。
これがタロットカードの起源ともいわれているでしょう。
東ヨーロッパでは、今でも神秘的な占いをするジプシーがいるとか。
カード占いのほか、宝石を使う占い師、手相を見る占い師もいます。
おまじないをかけてもらったり、お守りとしてハーブを調合してもらったりする体験をした人もいるでしょう。
旅行の途中で見かけたら、ぜひ占ってもらってみてください。
意外にも的中率が高く、「細かい情報は何も聞かれていないのに、カードをめくっただけでほとんど言い当てられた」という噂もありますよ。

 

世界には不思議で神秘的な占いがたくさんあります。
興味がある人は、アジアやアフリカの占いも調べてみてくださいね♪