お盆になると家族みんなでお参りに行く人も多いですが、そこで持参するお供え物をどうしたらいいのか悩むこともあるでしょう。
今回は、お盆にお供え物をする理由とマナーを見ていきましょう。
お盆にお供え物をする理由は?
故郷へ帰ってきたご先祖様をお迎えして供養する期間を「お盆」と呼び、ご先祖様をおもてなしする品として用意するのがお供え物です。
献上するためのお供え物ではないため、必ず守らなければいけないというルールはありませんが、実際には故人の好きだったものをお供えする人がたくさんいます。
しかし、お盆は夏の暑い時期でもあるため、腐りやすい生ものや冷蔵する必要のある食品は避けた方がいいでしょう。
日持ちするお供え物として選ばれやすいのはお菓子類で、小分けになったものを選ぶとお盆後の処理にも困りません。
また、お菓子と合わせてお花をお供え物することも定番になっており、菊を中心にあまり目立たない色合いの花束を用意すると良いと言われています。
お供え物の相場は?
お供え物の相場は3000~5000円とされていますが、その地域や親戚同士の間で大体の相場が決まっている場合もあるため、あらかじめ確認しておくと安心でしょう。
また、近年では物としてお供えするのではなく、お金を包んで渡すケースも増えてきています。
その場合は、下段に自分の氏名を書き、上段「御供」や「御仏前」と記入して、相場と同じ金額を包みましょう。
お供え物の基本「五供(ごく)」に気を付ける

お盆にお供え物をする時には、五供と呼ばれるマナーを守ってご先祖様を供養することが大切です。
・香(こう)
香とは線香のことで、日常的にご先祖様へお供えされてますがお盆でも必要になるお供え物の1つです。
お盆の間帰ってきているご先祖様を迎え入れるために、とても重要なものになります。
・花
故人の好きだったお花をお供えしますが、香りが強い花やツルが長くトゲのある花は選ばないようにしましょう。
・灯燭(とうしょく)
灯燭はろうそくなどの明かりを点けるもので、これもご先祖様を明るく迎えるために必要なものです。
・浄水(じょうすい)
綺麗なお水を用意して、清らかな気持ちでご先祖様をご先祖様をお参りするために用意しましょう。
水道水で問題ありませんが、濁らないように毎日新しいお水に替えます。
・飲食(おんじき)
ご先祖様に家族が食べているものをお供えするもので、煮物や和え物、お新香とご飯・みそ汁を合わせて1汁3菜用意します。
ご先祖様が故郷へ帰ってくるのをおもてなしするために、お供え物は非常に重要なものです。
今回ご紹介したマナーを守って、気持ちよくお盆のお参りをしましょう。

