ひと昔前は「りんごだけ食べる」「炭水化物は一切摂らない」といった極端な食事制限をするダイエット方法も人気になりました。
しかし無理な食事制限は体を壊すおそれがあり、長続きしないことが分かっています。
ダイエットをするなら「食べずに痩せる」のではなく「運動して痩せる」のが健康的であり、減量を成功させる近道だというのが通説となっています。
ところが現代人の多くが「食べすぎ」の状態なのだそう。
今回は、食事とダイエットの関係について解説しましょう。

 

運動より食べ過ぎないことの方が大切!?令和の新常識

いくら食べても太らない人は吸収した糖質や脂質をエネルギーに換える燃焼効率が良いと考えられます。
摂取カロリーのほとんどを消費するため、体脂肪として蓄積されるコレステロールや中性脂肪が少ないのです。
筋肉は脂肪を燃焼させて熱を放出し、筋肉量が多いほど発熱量が多くなる性質を持っています。
筋肉の収縮によっても脂肪細胞が分解されるので、筋トレをすればダイエットにつながるというのは正しい認識です。
しかし、若い人のなかには代謝や筋肉による脂肪燃焼が追いつかないほど食べ過ぎている人も増えており、慢性的にカロリー過多となっていることが肥満の原因になっている可能性があります。
筋トレやランニングなどの運動もダイエットには効果的ですが、まずは年齢や運動習慣によって異なる糖質や脂質の適正摂取量を把握しましょう。


食べ過ぎ・飲み過ぎはリセットできる!48時間以内に燃焼するべし

とはいえ、いきなり食事量を減らすとストレスが溜まってやけ食いの原因になるおそれがあります。
普段から糖質・脂質の適性摂取量を守っている人でも、忘年会シーズンや不規則な生活が続いた時はついつい食べ過ぎ・お酒の飲み過ぎをしてしまうかもしれません。
必要以上に摂取した糖質・脂質は、48時間以内に燃焼させましょう。
体のエネルギー源である糖質と脂質は、小腸で消化されたあと一旦、肝臓に蓄えられます。
48時間のうちに燃焼させればエネルギーとして使われ、消費されずに残った分はコレステロールや中性脂肪に姿を変えて体脂肪になります。
食べ過ぎた後2日間は野菜やたんぱく質を多めに摂取し、糖質が多く含まれる炭水化物は控えましょう。
さらに余分な塩分を排出するため、白湯や常温の水、砂糖が入っていないお茶などを1日に1.5~2リットル飲むよう意識してください。
そして15~30分のウォーキングで筋肉を動かし、摂り過ぎたカロリーを燃焼させればなおいいでしょう。

 

食べないのはもちろん、食べ過ぎも体に毒であり、糖質・脂質の適正量を守ることが重要です。
「運動が苦手だから食事制限で痩せる」という人もいますが、まったく運動をしなければ筋肉量が減少して脂肪を蓄えやすい体質になってしまいます。
無理なく痩せるには、毎日の食事と運動のバランスが大切です。