「SNS運用代行」という求人を見たことはありますか?
簡単にできる副業、初心者でもすぐに稼げる仕事だと紹介されていることも多いですが、それは本当なのでしょうか。
今回は、SNSを運用して稼ぐというのはどういう仕事なのか調べてみました。
SNSアカウントを運用する仕事って?代行サービスの一種
クライアントの代わりにSNSアカウントを運用する仕事は一般的に「SNS運用代行」と呼ばれています。
簡単にいえば、とあるアカウントの「中の人」になる仕事で、業務内容はSNSの種類によってさまざまです。
例えばXやInstagramではアカウントの開設から運用戦略の相談、投稿内容の企画、作成、投稿スケジュールの決定、ダイレクトメールやコメントの対応などが求められます。
フォロワー数を増やすため「いいね」をして回ったり、インプレッションなどのデータを分析したりすることも業務に含まれる可能性があるでしょう。
必要なスキルは?Instagramでは画像・動画のデザインが重視される
SNSアカウントを開設して「いいね」や「リポスト」をするだけなら、特別なスキルや資格がなくてもできます。
しかしフォロワー数やインプレッション数を増やしてアカウントを成長させ、クライアントの利益につなげるにはデザインスキルや効果的なスケジューリング、結果の出るSNS運用戦略が必要です。
特にInstagramでは投稿する画像や動画によって訴求力に違いが出るため、運用代行者にも撮影スキル、デザインスキルが求められるでしょう。
「月に○本投稿すること」という数字をこなしても、閲覧者の目を引く投稿内容でないと報酬がもらえなかったり、委託を打ち切られたりする場合もあります。
クライアントからすればお金を払ってSNS運用をしてもらっているのに、まったく成果が出ないのであれば無駄なコストだと思われても仕方ありません。

SNS運用代行は怪しい?過剰広告に注意!
Instagramでは「1日3分で月10万円稼げる!」などと謳っているSNS運用代行サービスの求人も見つかります。
在宅でも副業でもできる仕事ですが、スキマ時間に働いて月10万円稼ぐのは現実的ではありません。
「いいね」だけ、フォローするだけ、などの案件でも1日40~100件など、時間も手間もかかります。
本業の休憩時間や帰宅後にそれだけの量をこなすのは大変で、経験者のなかには「飲食店でアルバイトした方が楽」という人も多いです。
また、高額セミナー・商材を売りつけるダイレクトメールを送らされたり、詐欺まがいの投稿内容を強要されたりするおそれもあります。
SNS上で募集している案件は違法な仕事につながる危険性が高いため、クライアントの身分が分かるクラウドソーシングサービスなどを利用するのがおすすめです。
SNS運用代行の仕事はスキルと時間さえあれば誰でもすぐに始められます。
出社することもなく、働く場所も自由に選べるので副業にもおすすめです。
しかし十分な報酬を得るには専門的な知識やセンス、地道にノルマを達成していく根気と計画性が必要でしょう。

