日本でオーガニック食品のイメージについて調査すると、多くの人が「なんとなく健康的な気がする」と答えます。
いっぽう海外では、オーガニック食品しか食べない人や、オーガニックかどうかを吟味してから食材を買うという人も多いです。
日本でオーガニック食品を普及させるには、農薬を使って生産される食材と比べてどんなメリットがあるかを広める必要があります。
今回は国際環境NGO「グリーンピース・ジャパン」の調査によって、10日間オーガニック食品だけで過ごしたという一般主婦の体験談についてご紹介しましょう。
夏休みに実践!2人の子どもを持つママがオーガニック食品だけで生活してみた
グリーンピース・ジャパンの調査では、2児の母であるHさんにオーガニック食品だけを食べて過ごす生活を10日間実践してもらいました。
これまでオーガニック食品について聞いたことがあったものの、近くのお店に売っているわけでもなく、値段も高いため手を出しづらかったそう。
今回の調査では、野菜や果物、肉類など、あらゆるジャンルのオーガニック食品が届けられました。
チーズは外国産で、パッケージも見慣れないものだったとか。
肉類も牛・豚・鶏と何でも揃い、ひき肉まであったので驚いたといいます。

子どもにも好評!意外と何でもオーガニックに転換できる
Hさんは子どもに持たせるお弁当に1品だけ冷凍食品を利用しており、オーガニックに置き換えることができるか不安に感じていました。
子どもが好きなハムやウインナーをオーガニックにするのは難しいと聞いていたため、お弁当のおかずだけが気掛かりだったそうです。
実際に届けられたオーガニック食品のなかには、一つだけ冷凍食品がありました。
オーガニックの冷凍クリームコロッケは子どもも食べやすく、お弁当に入れると喜んでくれたといいます。
レトルトのパスタソースもあり、トマトの甘みが感じられて油分も少なくさっぱりしていたとか。
オーガニック食品は「マズい」「味が薄い」というイメージを持つ人も多いですが、味にこだわっている商品もたくさんあります。
体に良いだけでなく、美味しさも食材を選ぶのに大切なポイントですよね。
いつもの商品と同じくらい美味しいことが分かれば、オーガニック食品に乗り換える人も増えるでしょう。
食への意識が変化!?オーガニック生活で気付いたこと
Hさんが普段使っている食材のなかには、オーガニックでは用意できないものもありました。
例えば餃子を作ろうとした時、届けられたオーガニック食品には餃子の皮がなかったそうです。
そこでHさんは、お子さんと一緒に強力粉から皮を手作りすることに。
時間も手間もかかりましたが、初めての経験は親子の特別な時間になりました。
これがきっかけで、上のお子さんがお菓子作りに目覚めたといいます。
オーガニック食品を意識することは、家庭内での食育につながる可能性もあるでしょう。
毎日なんとなく口にしていた食材をオーガニックに換えてみることで、食べる楽しさや食の安全、健康に対する意識が芽生えてくるでしょう。
「高いから」「よく分からないから」と敬遠する人もいますが、試しに食べてみれば世界が広がるかもしれませんよ。

